【Jazz(Jazz Guitar)の基礎を段階的に学ぶメニュー】 2017/3/24更新

※レッスン内容の大まかな目次です。基礎編として「1」〜「5」
 中〜上級編として「6」〜「12」末尾には全体の「解説文」が掲載されています。
 どうぞご覧下さいませ。

※以下内容についてのお問い合わせは【Mail】よりお気軽にお寄せ下さい。

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1:スケール(音階)の成り立ち
 〜 メジャースケール

1-1「スケール(音階)」って何!?
メロディーやハーモニー(コード)など、音程に基づくものは、
基本的に全て「スケール(音階)」から生成されている。

1-2<音程を構成する要因、最小単位の1セット一揃い「オクターブ」>の分割。
⇒ 音階/スケールの生成。

1-3平行調について。
メジャースケール(長音階)と、ナチュラルマイナースケール(自然短音階)
の構成要因は同じである。
例:
C Major Scale(ハ長調音階)ド レ ミ ファ ソ ラ  シ
A minor Scale(イ短調音階)ラ シ ド レ  ミ ファ ソ

1-4代表的なスケール一覧と、各スケールの大まかな使用頻度。
・メジャースケール(長音階)/あるいは、ナチュラルマイナースケール(自然短音階)
・メロディックマイナースケール(旋律的短音階)
・ハーモニックマイナースケール(和声的短音階)
・シンメトリカルディミニッシュスケール【dim(W/H)】or【dim(H/W)】
・ホールトーンスケール etc…
音楽を構成する要因の内、メジャースケール(あるいは、ナチュラルマイナースケール)
が、ほとんどの領域を占める。

<参考例>いわゆるクラシック音楽では曲名とセットで、
例えば、交響曲第何番【○長調(短調)】と付いていますよね?
すなわちその曲の構成要因がメジャースケール(あるいは、ナチュラルマイナースケール)
であると言う事なのです。

1-5ギターの指板上でのメジャースケールポジションの把握。
<C Major Scale(ハ長調音階)=ピアノの白鍵盤>を例にして。
・読譜の為の固定ポジション ・1弦3音ポジション etc…


2:メジャースケールによるダイアトニックコード
 〜 チャーチモード(教会旋律)
※チャーチモードとは、Jazzで言ういわゆる【モード】の事です。
(教会旋律と純正律/平均律の関係については、
Jazz理論を扱っている為、平均律を前提にして扱います。)

2-1メジャースケールによるダイアトニックコード。
C Major Scale(ハ長調音階)を例にして。

2-2コードの機能を保つ最低限の要素のみによるコードの押え方。【Guide Tone Voicing】
また、ギターの各弦に役割分担を振り分けてみる事について。

2-3音程に対する名称「度数」について。

2-4ダイアトニックコードと、チャーチモード(教会旋律)について。
<TM7 Um7 Vm7 WM7 X7 Ym7 Zm7(b5)>
のそれぞれに備わるスケール。
(長調や短調、と言う切り口では無いメジャースケールの捉え方。)
各スケールのキャラクタートーン(特性音・特性音)について。

2-5度数の把握。テンションコード。
コードトーンと、テンションノート。
テンションコードの押さえ方について、考えてみよう。

2-6ペンタトニックについて。(キャラクタートーンを除いた音階。)


3:Jazzにおける基本的ケーデンス
<Um7 - X7 - TM7>の生成過程。

3-1主要3和音(スリーコード)について。
トニック(主和音)・サブドミナント(下属和音)・ドミナント(属和音)
導音(Guide Tone)について。

3-2トニック(主和音)・サブドミナント(下属和音)・ドミナント(属和音)
<TM7 Um7 Vm7 WM7 X7 Ym7 Zm7(b5)>の振り分け。

3-3ダイアトニック内の代理コード。
コード進行の作り方など。
⇒ <Um7 - X7 - TM7>の生成。


4:マイナーの<Um7(b5) - X7 - Tm7>について。

4-1ハーモニックマイナースケール(和声的短音階)について。

4-2<Um7(b5) - X7 - Tm7>における「X7」のスケールを導いてみる。【HP↓5】
例えば、ジャズスタンダード「枯葉」を例にして。


5:アルペジオについて。
コードの構成音を分離・分散させたものをアルペジオと呼ぶ。
基本的なコードシンボル「○M7」「○7」「○m7」「○m7(b5)」の構成音を分解し、
それらの<ギターの指板上でのポジション>を把握しよう。


6:セカンダリードミナント(2次的ドミナント)について。

6-1セカンダリードミナントとは?
また、ジャズにおけるドミナントの意味合いについて。

6-2メジャーコードへ向かうセカンダリードミナントについて。

6-3マイナーコードへ向かうセカンダリードミナントについて。


7:SubX(裏コード)について。

7-1メロディックマイナースケール(和声的短音階)について。

7-2メロディックマイナーのダイアトニックコード(使用頻度の高いもののみ抜粋)

7-3オルタードスケール(スーパーロクリアンスケール)

7-4メロディックマイナースケール内での代理コード。
「オルタードスケール」を、「リディアンb7」に代理させる。【SubX(裏コード)】

7-5補足事項として、「五度環」「五度円」「Cycle of Fifths」について。


8:モーダルインターチェンジの基礎知識
 〜 「Wm7」にまつわるケーデンスについて。

※「Wm7」にはサブドミナントマイナーと言う呼び方もあります。

モーダルインターチェンジについての基礎知識を学び、
「Wm7」にまつわるケーデンスについて理解する。
(例えば、Key in Cの「All Of Me」で最後の8小節、
|FM7|Fm7|Em7|A7|
|Dm7|G7|CM7|(Dm7-G7)|
に出て来る「Fm7」が「Wm7」です。)


9:ディミニッシュについて。

9-1ディミニッシュコード(Root,m3,b5,6)についての考え方。
・ディミニッシュのRootの、半音下の音をRootに持つ●7(b9)との関連。
・(セカンダリー)ドミナントの転回型を変形させたものと考える事も出来る。

9-2デミニッシュにまつわるスケールについて。
・dim(W/H):いわゆる「デミニッシュスケール」
・dim(H/W):いわゆる「コンディミ」

9-3パッシングディミニッシュについて。
・上向型のパッシングディミニッシュ
・下降型のパッシングディミニッシュ:Vm7〜bVdim〜Um7


9-4トニックディミニッシュについて。


10:Substitution(置換)について。
既存のコード進行を、同様の機能を持つ他のコード進行に置き換える事を、
Substitution(置換)と呼びます。

この項目では、各種のSubstitutionについての内容を扱って行きます。


11:これまでの内容の補足〜応用について。
・モードについて(モーダルである事、コーダルである事についてなど)。
・ドミナントについての様々な捉え方や、考え方について。
・コードごとのスケールやアルペジオのサウンドをスムーズに接続する事について。
・モーダルインターチェンジについて。
・代理コードの考え方から来る様々なサウンド。
etc…


12:以降の内容や、その他の内容。
   各種のコンセプトなどについて。
12-1多様なハーモニーについて。その1。
・CloseChord、OpenChord
・OpenTriad
・DropVoicing
・転回型 etc…

12-2多様なハーモニーについて。その2。
・Doublestop(2音のハーモニー)
・Hybrid(いわゆるオンコード) etc…

12-3
・対位法
・ルートモーション
・作曲についての考え方 etc…


【解説】

レッスン内容の目次と思って【Jazz(Jazz Guitar)の基礎を段階的に学ぶメニュー】
を作成したので、少々お堅い書き方をしましたが、読んで頂いた皆様お疲れ様でした。

以上、「1」〜「10」までの項目を理解し、習得すれば、必ずや!
一般的なほぼ全てのジャズの曲の意味を理解して演奏に臨む事が出来る様になるでしょう。

また、「11」以降の項目についてはあまりにも項目が多かったり、
書いている時点で思いつかなかったりして書き尽くす事が出来ませんでしたが、
もしもここまでたどり着いたならば、
後は個々の趣味趣向やオリジナリティの領域と言ってしまっても過言ではないでしょう。

本当に楽しいのはここからなのだと思います。

とにもかくにも、ある程度詳細に段階を刻みましたので、
項目を一つ一つ、少しずつ先へ進んでいく事で、
Jazz(Jazz Guitar)の基礎の習得の励みして戴けたら幸いです。

音楽にとって大切な事は、例えばその音楽を聴いた時に、
心に何らかの衝動が生まれるような音楽である事だと思います。

しかしながら、これから皆様が学ぼうとしているジャズと言う音楽は、
(少々ドライな表現ですが)端的に言えば、【システムの音楽】です。
あるいは、「ジャズと言うシステムによって創造された音楽」の総称を、
ジャズ(あるいはジャズ系の音楽。)と呼ぶのだと思います。

それって、なんだかなあ・・・。
とは、思わないで下さい!!

「ジャズと言うシステム」を学ぶ事は、
「ジャズと言う音楽」を生み出す為の道具を手に入れる事なのです。

そして、ジャズと言う音楽を、ジャズとして演奏する事を例えるならば、
「曲と言う素材・材料」を「ジャズと言うシステム(道具)」で料理する事なのです。
(以下、この前提で、ジャズについて簡単な説明をしてみたいと思います。)

包丁やスライサーなどの道具が無ければ、キャベツの千切りさえ作る事が出来ません。
コンロなどの加熱する熱源となる道具が無ければ、
「焼く・煮る・茹でる・炒める・揚げる・蒸すetc…。」全て出来ません。
料理を作るにも必要最低限の道具が必要です。
素材や材料しか手元に無かったのでは料理は作れません。

少々強引な例え話だったでしょうか(笑)

言いたい事はすなわち、ジャズを演奏する為には、
まずは必要最低限の「ジャズと言うシステム(道具)」を手に入れて下さいと言う事です。
そうでないと「曲と言う素材・材料」が幾らあっても料理出来ないのです。

私が知る限りの多くのJazz教則本は、ジャズのシステムをメインで扱うものでは無く、
何らかのシステムによって作られた「参考フレーズ集」や、
そのフレーズの連続によって出来上がった「有名曲のアドリブ例集」
になってしまっている様な気がします。

この様な教則本を幾ら読んでも、ジャズを演奏出来る様にはならないのでは無いか!?
と、私は考えています。

なぜならば!

またしても料理に例えれば、フレーズはおそらく「調味料」や「スパイス」に過ぎません。
もちろん、フレーズ(調味料・スパイス)は料理に必要不可欠ですが、
「どう言った料理を、どうやって作ろうか?」と言う、言わばシステムを知らなければ、
「調味料」や「スパイス」が幾ら手元にあっても意味を成さないでしょう?
フレーズは全体を構成するものでは無く、全体の一部なのです。

ですから、とにもかくにも「1」〜「10」までの項目を習得して下さい!!
そして、それらと平行してギター演奏そのもののテクニック
(左手の運指や、右手のピッキングなど)を磨いて下さい!!
そうすれば必ずや「ジャズの演奏」を身に着ける事が出来るはずです!!

私と一緒に音楽を楽しみましょう!!


--田中裕一


※注1:
もちろん、索引として掲載した「1」〜「12」以降の項目は、
大げさにでは無く幾らでも存在する事でしょう。

しかしながらそれは、基本的に「1」〜「12」までで得たシステムの「様々な扱い方」
や、あるいは「捉え方」の方法と言う事なのだと思います。

この文章を書いている私自身、その中で悪戦苦闘している毎日です。
お互いにゆっくりじっくりと取り組んで行きましょう。

それこそが、音楽のジャンルを飛び越えてまさに楽しい事なのだと思います。


※注2:
この索引に記載された内容は、音楽におけるエッセンスの中でも、
特にハーモニーを中心とした視点から書かれていますが、当然の事ながら!

「リズム」と言う音楽を演奏するにおいて(最も!?)大切な項目があります。

もちろん、レッスンでは「リズム」に関しても詳しく扱っていきますので、
どうぞお楽しみに♪

以上、【Jazz(Jazz Guitar)の基礎を段階的に学ぶメニュー】と、【その解説】でした!

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